2008724
住民と江東区議会無視の竹中工務店、スカパーに怒りの声
 新砂1丁目に12基ものスカパー巨大アンテナ建設計画が進み、すでに1基が建設されました。隣接する東陽2丁目のファミリータウン東陽など近隣住民は電磁波による21世紀の公害といわれる健康被害の不安から、一昨年「アンテナ設置建設差止請求」を東京地裁に提訴しました。
 そして区議会をはじめ関係各機関に陳情をつづけています。
 ところが、スカパーとその設計・施工者の竹中工務店は住民に対して情報公開せず、「諸法規に基づいて粛々と処理させていただく」との文章を送付し、勝手に工事を進めるとの住民無視の態度を取り続けています。
陳情を受けた区議会建設委員会が、委員会の確認にもとづいて委員長が竹中工務店、スカパーから事情説明を受けるため、事前に知らされていた竹中の担当者やその上司に連絡をとると、いずれも「出かけている」との返事を繰り返し、双方に「帰ったら連絡を」との要請をしましたが、連絡はありません。あまりの議会無視に建設委員会では委員から「我々の議会に対して不誠実」、「行政、区長に対しても、本当に誠意のない対応をする企業」との発言があいつぎました。
 建設委員会が改めて両社に再度「建設委員会の疑問に考えを聞かせて欲しい」と文書で申し入れをおこなったところ、スカパーは「かかる文書を受領したことは誠に遺憾」、竹中工務店は「江東区議会建設委員会に対する対応は、今後差し控えさせて頂きます」と、繰り返し無責任な議会無視の態度を押し通しています。
 詳しくは「こうとう民報」の61号をご覧ください。